団員の自殺という衝撃的な事件により注目が集まっている宝塚ハラスメント。
週刊誌では元宝塚団員の東小雪さんの証言も話題になっています。
東小雪さんは現在、公認心理師として活動していますが、宝塚時代はどんな経歴なのか、画像や活動ないようについて確認していきます。
- 東小雪【91期生】のプロフィール
- 東小雪宝塚時代の画像と経歴
- 東小雪宝塚ハラスメント告白
- 東小雪子ども時代の父親との関係
- 東小雪結婚している?
- 東小雪の現在
これらについてみていきましょう
東小雪のプロフィール
- 氏名:東小雪(ひがしこゆき)
- 生年月日:1985年2月1日
- 年齢:38歳(2023年)
- 出身地:石川県金沢市
- 身長:170㎝
- 北陸学院高校卒業
東小雪【91期生】宝塚時代の画像と経歴
- 芸名:あうら真輝
- 2003年宝塚音楽学校入学【91期生】20.4倍
- 2005年宝塚歌劇団入団
- 初舞台:マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー
- 花組男役
- 2006年退団
2005年に入団し、組配属後の一作目の「落陽のパレルモ」の途中で病気のために降板し、そのまま復帰することなく退団しました。
頑張って宝塚音楽学校に合格して卒業したのに、残念だったでしょうね。
東小雪宝塚ハラスメント告白
2023年10月22日付デイリー新潮で、OGとして宝塚のハラスメント体質を告白しています。
宝塚音楽学校での1年目予科生の先輩本科生からの仕打ちについて話しています。
何か失敗した場合には当事者が反省文を書きます。
「同期の予科生全員で、その反省文を本科生の前で暗唱します。その後、予科生全員で小部屋に集まるのですが、しばらくすると、ドンと大きな音をたてて本科生が扉を蹴ったり、強くたたいたりする。これが“爆弾ノック”と呼ばれるものです」
しかし、それがいつやって来るのか分からず、予科生たちは小部屋の中で神経を尖らせ、本科生の訪れを静かに待つしかないという。
「“指導”では本科生は、全体に説教をすることもあれば、予科生のうちの一人を選び、反省文の暗唱をさせることもありました。暗唱の際にひと言でも間違えようものなら、また詰問が始まるのです」
毎晩このような指導があるため、平日の睡眠時間は30分から1時間、土日でも3時間ぐらいで、授業中や歩いている時でも寝てしまうほどだったといいます。
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/10220558
音楽学校の先生達ももう少し手加減したらいいとは言うものの、行き過ぎた指導を止めるということはありませんでした。
お風呂も週に2・3度で、反省のために時間がなくて、最悪な衛生環境で、美しさを保つことなどできなかったのです。
入団後の寮でも劣悪な状況でした。
「寮では、1年目の使用が許される浴場のシャワーは二つだけ。大浴場の浴槽に漬かるなどもってのほかです。また、タイルには直に正座で座り、その状態で体を洗わねばならず、お尻や足は満足に洗えない。ドーランを落としきれないので、汗拭きシートで体を拭き、耐え忍んでいました」
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/10220558/?all=1&page=3
現在の寮は各部屋に浴室や洗濯機・乾燥機が設置されているので、このようなことはないと思われますが、これまでの指導を黙認してきた運営には問題があると思われます。
自分自身も加害者でもあったという思いがあり、厳しさがあってスターになったと過去の暴力を肯定して美化していくのではなく、加害者でもあったことに向き合っていくことが大事だと東小雪さんは言います。
東小雪子ども時代の父親との関係
2014年東小雪さんは、幼い頃に実の父親から受けていた性虐待について実名で告白する本を出しています。
記憶に蓋をして覚えてはいませんでしたが、23・4歳でうつに苦しみ、理由がわからずにいましたが、カウンセリングを受けて性虐待の記憶がよみがえりました。
子ども頃のことについて話すことのないまま、父親は2008年に他界しました。
東小雪さんは、母親に本を送るなどしているのに、母親からこれに対するメッセージは全くないといいます。
私の自伝のタイトルが『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』なのは、母に私の被害・私の傷つきを「なかったことにはされたくない」という強い思いが込められています。(もちろん、日本社会の中で、凄まじい被害の現実があるのに、まるでないことにされてしまっていることへのメッセージでもあります。)
今でも辛さが蘇ることがあるそうですが、以前と違うのは、PTSDによるフラッシュバックは必ずおさまるとわかっていることだといいます。
性暴力を受けている人へのメッセージも込めています。
東小雪結婚している?
東小雪さんは、現在は結婚していません。
2010年、レスビアンであることを公表し、LGBT支援活動を開始しました。
2015年、増原優子さんと、同性婚を認めることの一つ、渋谷区の「パートナーシップ証明書」第1号となりましたが、2017年12月25日解消し返還しています。
東小雪は増原裕子とディズニーで結婚式
東小雪さんは増原裕子さんと、2013年3月1日、ディズニーシーで結婚式を挙げ、ディズニーリゾートで結婚式をした同性カップル1号になりました。
当初はどちらかがタキシードを着用するよう言われましたが批判の声があり撤回され、2人ともウェディングドレスでの結婚式となりました。
- 生年月日:1977年12月27日
- 出身地:神奈川県横浜市
- 慶應大学文学研究科フランス文学専攻修士課程修了
- LGBT活動家、社会起業家、文筆家、地方公務員
- 2018年勝間和代さんと交際を発表しましたが、2019年に解消しています。
- 2019年立憲民主党から参議院選挙に立候補し落選
- 2020年から明石市のLGBTや多様な性への理解を進める施策を企画・立案する専門職員となっています。
東小雪の現在
現在は、LGBT・女性の生き方などのテーマを中心に講演やメディアに多数出演しています。
公認心理士としての活動
東小雪さんは、2021年、ブログで、第3回公認心理師国家試験に合格したことを報告しています。
私自身が当事者で、人生をかけての回復の途上にあるかもしれません。
それでも学び続け、日本の社会の中で私のような思いをする人がいないように、また現在苦しんでいる方の何らかの助けになることができるようにピアカウンセリング、DV支援、自殺対策事業に携わりながら、勉強を続けて参りました。
日本で唯一の、心理職の国家資格を取ることができて本当に嬉しく思っています。私もいつか傷ついた人の心に触れ、その人の中にある生きる力を引き出せるような、そんなカウンセラーになるために引き続き精進して参ります。
- 2018年度からの心理職唯一の国家資格
- 心理に関する支援を要する者の心理状態の観察・分析
- 心理に関する支援を要する者との心理相談による助言・指導
- 心理に関する支援を要する者の関係者との心理相談による助言・指導
- メンタルヘルスの知識普及のための教育・情報提供
臨床心理士は民間の資格です
まとめ
東小雪さんの宝塚時代の画像や経歴、現在について調べました。
- 東小雪さんは宝塚91期生でしたが、病気のため、入団後1年半ほどで退団しています。
- 宝塚での暴力等について、自身も被害者で加害者であると話し、暴力からの決別を訴えています。
- 自身がレズビアンであることを公表し、LGBT支援活動を行っていました。
- 子どもの頃の実の父親からの性虐待についての本を実名で出版しました。
- 東京ディズニーシーで同性結婚式を行い、渋谷区のパートナーシップ証明書第1号になりましたが後に解消しています。
- 現在はLGBT・女性の生き方などのテーマを中心に公演活動等を行っていて、国家資格公認心理師の資格も取得しました。
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