2023年11月17日、プロフィギュアスケーターの羽生結弦さんが離婚を発表しました。
結婚からわずか105日での離婚に、驚きの声が上がりました。
さらにその離婚理由が違和感いっぱいのものでした。
その違和感の正体を探ってみました。
- 羽生結弦離婚の経緯
- 離婚理由の違和感の内容
- 本当にメディアのせいなのか
- 祖母が妻に会っていないこと
- 本当の理由を隠しているのか
- 「守れない」発言に対する批判
これらについてみていきましょう
羽生結弦離婚の経緯
羽生結弦さんが離婚の発表をしたのは、11月17日の夜、自身のオフィシャルスタッフ公式Xの投稿でした。
「すべての関係者に配慮して書いた」ことがわかる文章だと感じました。
いつものようにファンに感謝のことばを述べたあと、離婚に至った理由を綴っています。
現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。生活空間においても、不審な車や人物に徘徊されることや、突然声をかけられることもあります。私たちは、共に思い悩みながらも、このような事態から、互いをなんとか守っていけるように努めてきました
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f323e4a59182e643b25faf2e2f1f2c3563c1835
この状況が続いたり、おさまってもまた同じような状況になる可能性があるから、この先を考えたとき、相手に制限のない幸せあってほしいという思いで離婚することを決めたといいます。
9月16日にの週刊女性PRIME、羽生結弦さんの妻は8歳年上の元バイオリニストの「A子さん」と名前を伏せてプロフィールなどについて報じました。
そして、9月19日に山口県周南地区の地方紙「日刊新周南」羽生結弦さんの結婚相手が末延麻裕子さんだったと報道しました。
その後、YouTubeも含め各メディアが競争するように、いろいろなことが報道されています。
羽生結弦さんの親族への取材や末延麻裕子さんの生まれ育った地元での直撃なども報道されていました。
アポなしで突然質問されたり、事実でないことを書かれたりといった一般人では想像もできないほどの、ひどい取材もあったのではないでしょうか。
その過熱して行き過ぎた報道が離婚の原因のひとつとされています。
離婚発表には、ひどい誹謗中傷があったことが書かれています。
羽生結弦さんには以前から誹謗中傷があったといいます。
ストーカーのように付きまとわれたり、一部のファンの暴走行為などもあったということです。
羽生サイドの関係者から聞いた迷惑行為の被害はいずれもファンで、「定期的に自宅に押しかけてプレゼントを置いていく」とか「ホテルのエレベーターで待ち伏せする」、「本人が乗るバスに乗り込もうとしてきた」というのがグループでやらかしていたという。
https://gendai.media/articles/-/119992?page=2
離婚理由に違和感
一部のマスコミや過激なファンの誹謗中傷やストーカ的な行為、許可のない強引な取材や報道から妻を守るための離婚ということに、最初は同情的な声が多くありました。
しかし、時間が経つにつれて、違和感を持つ人が多くなりました。
離婚しなくてもいいのではないかという声、他にも理由があるのではないかとする声がありました。
違和感の内容を見ていきましょう。
本当にメディアのせいなのか?
気持ちとしては、各メディア等のしつこい取材や隠していたことを報道されたこと、一部のファンの誹謗中傷や暴走行為が離婚の理由なのでしょう。
でも、そこを乗り越えられなかったのだろうか?,悪質なものには警察の届けるなどの方法もあったのではないでしょうか。
また、羽生結弦さんを応援し続けてきたスポーツ記者もいるでしょうに、一緒にをマスコミ全体批判しているように思えます。
「仙台ルール」で見かけてもそっとしてSNS投稿もしないファンの方が多いはずです。
ジャーナリストの江川紹子さんが、取材や報道に許可が必要なのかと疑問を投げかけています。
パパラッチなどの度を超えた追っかけ取材などについては「メディア批判は必要」だとした上で、「一般論として『当事者の許可のない取材や報道』を禁じるという発想は、メディアや取材者の独立性を奪い、報道の自由を失わせるものでもあり、とても危ういと思う」と危惧した。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202311210000185.html?Page=2
マスコミが、ファンの羽生結弦さんの奥さんを知りたいと思う気持ちに応えようとするのは当然のことと言えます。
行き過ぎた取材、やりすぎのこともあるかとは思いますが、この表現ではマスコミすべてが悪のように思ってしまいますね。
取材の許可を夫にとらなければならないとは思わないと、江川紹子さんは言います。
だから、誰がどんな取材をしたのかを明らかにすべきというのです。
具体的なものが見えないため、批判されているメディアも違和感を持っています。
プライバシーと報道の自由の線引きの問題で、難しいことなのかもしれません。
また、このこと以外にも離婚理由があるのではないかと考える人もいるのは当然ですね。
次から、その他の理由についてみていきましょう。
祖母も妻に会っていない
やっと羽生結弦さんの妻と会えることが決まっていた矢先の離婚でした。
祖母が話す離婚理由は、羽生結弦さんが子どもだった、ということでした。
ゆづは叩かれて当然だと思います。こんなスピード離婚なんてないですよ。フィギュアの面ではある程度名前を残したかもしれないけど、人間的にはまだまだ幼い部分があってね。その純粋さがまた、ゆづの良いところでもありますが、やっぱり何ていうのかな、まだ子供だったんだと思います。
長い間付き合ったわけでもない。娘の話では、いわゆる大人のぐちゃぐちゃした関係が続いたわけでもない。やっぱりゆずは子供ですよ。だからうまく処理できなかったんだなと思います。だって、何にもわかってないんだもん。
https://gendai.media/articles/-/119695?page=4
結婚相手についても何も聞かされることはなかったけれど、幸せを願っていた祖母は、一言言ってくれれば力になれたのではないかという思いがあったようです。
離婚発表後の電話で話した羽生結弦さんは「二人で決めたことだから」といい、多くを語ることはなったといいます。
羽生結弦さんの話どおり、メディアも離婚の大きな理由だったとは思うと祖母も話していましたが、2人に知恵があったり、どうしても別れたくないなら、何か方法あったはずではないかと思うとも話していました。
批判を受け止めて、羽生結弦さんが成長することを願っています。
他の理由を隠している
他に理由があって、それを隠すためにメディアのせいと言っている記事もみられます。
「お母様は羽生さんの現役時代から遠征も含めて常に付き添い、食事を作り荷造りをしてとかいがいしく世話を続けてきました。お姉様はマスコミ対応を担っており、羽生さんが練習の拠点とする『アイスリンク仙台』で、彼を周囲の目からガードするべく働いてもいます。以前から羽生さんに関する情報は、この二人の女性によってコントロールされてきたとみられているのです」
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/12011058/?all=1&page=2
週刊誌では、アスリートの妻として、食事管理などは母親が継続して行い、深夜の練習にも羽生結弦さんの両親と姉が同行し、妻の末延麻裕子さんは蚊帳の外だったと書かれています。
バイオリニストととしてのキャリアを捨てて、羽生結弦さんを支える覚悟での結婚だったのでしょうから、これは辛いと思います。
また、週刊文春は、羽生結弦さん本人や親族が取締役を務めているファミリー企業で、妻の末延麻裕子さんだけが取締役に入っていないことを不思議だとして、質問状を送ったと書いています。
返事のないまま、離婚に至ってしまったようです。
「守れない」発言に対する批判
羽生結弦さんの言葉、「守る」「守れない」とい言葉にも批判が集まっています。
ある程度は予測できたはずという意見
羽生結弦さんが妻を守ることを諦めて、離婚という決断を下したとすると残念です。
ひどい時には警察に届けてもいいし、それも難しいなら、最終手段で海外に住んでもいいのでは、という声もありました。
また、離婚を告白したXへのポストの時、「妻」とは言わずに「お相手」と表現したことにも疑問を持つ人がいます。
守ろうとしていないのでは?
本気で守って、結婚生活続ける気持ちがあれば、他に方法があったのでないかという声も上がっています。
メディアや過激なファンから離れて、海外で生活すればいいのにという声が多く聞かれました。
「羽生さんは現役時代、海外生活を送っていました。Aさんも、音楽活動の中で海外に行った経験があります。莫大なスポンサー収入もあるわけで、経済的にもしばらく海外生活をするのに充分な蓄えはあったはず。ストーカー被害も、以前から行きすぎたファンの蛮行として認知されていましたから、《家から一歩も外に出られない状況》に陥る以前に、取れる対策はなかったのでしょうか」(スポーツ紙記者)
https://www.news-postseven.com/archives/20231204_1923963.html?DETAIL
離婚しても守れない
羽生結弦さんの元妻という目で見られるし、結婚前のようにバイオリニストとの演奏活動もままならないのではないでしょうか。
「Aさんの“羽生の元妻”という肩書は一生消えません。彼女の戸籍には残ります。それで、彼が言う《制限のない幸せ》が戻ってくるわけがないじゃないですか。以前は地元小学校で無料ライブなどをしていましたが、もう田舎ではそういった活動もできないでしょう。離婚という選択肢の前に、一度一緒に人生を歩もうと誓った妻に対して、ほかにできることはなかったのか、疑問でなりません」(別の地元住民)
https://www.news-postseven.com/archives/20231204_1923963.html?DETAIL
そもそも末延麻裕子さんは、バイオリニストとして活躍していて、男性から守られたいと思うことのない、自立した女性だったと思います。
羽生結弦さんのために表舞台から退き、支えていく道を選んだのだと思います。
羽生結弦さんは、妻について何一つ明かさないことで、マスコミやファンの攻撃から守ろうとしましたが、妻の末延麻裕子さんはどう思っていたのでしょうか。
もともと結婚は当事者の問題と思っているにで、2人が納得しているならそれでいいと思うのですが、あまりに見えない妻末延麻裕子さんの気持ちが気になります
まとめ
羽生結弦の離婚理由の違和感についてまとめました。
- 羽生結弦わずか105日間での離婚を公式Xで発表しました。
- メディアのせいと大きく上げた離婚理由に違和感を持つ声があがっています。
- 本当にメディアのせいなのかや、祖母にも妻を紹介していないことに疑問の声があります。
- 本当の理由を隠しているのかのではないかという声や、「守れない」発言に対する批判もあります。
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